いまさら説明など不要の映画ですね。
私が、初めて見た韓国映画、そして、韓国映画にハマル、きっかけを与えてくれた大事な映画です。「ぶっ殺されたい?」の名セリフとともに、チョン・ジヒョンの魅力全開!何も言う事はありませんが、ひとつ
チャ・テヒョンさんについて
この映画は、彼の初の主演映画でもあります。ジヒョンとは、たしかその前にもTVドラマで共演はしてましたが、どちらも「主演」ではありませんでした。最初観たとき、あまりに強烈な「彼女」のかげに隠れ、正直、印象はあまり残りませんでした。しかし、DVDを買い、何回、十何回、そした何十回^^と観るうち、この映画の成功は、キョヌ役のテヒョンさん抜きには考えられないと思うようになりました。(言葉がわるいですが)最初マヌケにみえたキョヌくん、鍛えられた体、とは言えないヌードも披露してくれます。介抱してあげただけなのに警察の厄介になるわ、泳げないのに湖に突き落とされるわ、たいへんです。が、しかーし、だんだんいい男になっていきます。この、「だんだん」がいいんです。最後は、まぎれもない二枚目です。いわゆる、美形の二枚目とはタイプが違う変化球的な二枚目といえましょうか。
ひとつの作品に対して、ほんと単純に「この役、あの俳優のほうがよかったんじゃないかな~」と、思うことがあります。逆に「この役は、彼(もしくは彼女)しかできないなぁ」と思う事も。私自身、韓国の男優さんをそんなに知りませんが、今まで観てきた韓国映画の中からキョヌ役がはまりそうな人を思い浮かべる事ができません。
この「猟奇的な彼女」の彼氏は、考えれば考えるほど、テヒョンさんしかありえないようです。