本当に
「わが国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明する」
のであれば、靖国参拝をやめるべきだと思う。
靖国参拝が不戦の誓いにならないという事は、
◆木偶の妄言◆ brotherjinさんの
未来に続く靖国問題
世に倦む日日 thessalonikeさんの
日本の欺瞞 - 「何度も謝罪した」「靖国参拝は平和のため」
に詳しいです。
今日も「みんなで靖国を参拝する国会議員の会」なる人たちが、そろって参拝している。
議員は、その選挙区から選ばれた人であり、その政治信条での行動であろう。
それをとやかく言うつもりはない。
しかし、首相が参拝する事は別である。
国の最高権力者たる首相が参拝する事の影響力は、一国会議員が参拝するのとは別次元のものであるからだ。
近年の右傾化の傾向や、昨日の杉並での教科書採択も、首相(や都知事)の靖国参拝が少なからず影響している事は否定できないと思う。
願わくば、私が生きている間に、”首相の靖国参拝の是非”を問う国民投票を実施してもらえないものだろうか?
私は、”非”の立場であるが、仮に、国民の過半数が”賛成”したとしたなら、それはそれで仕方ない。
民主主義の原則から、受け入れようと思う。
たとえ、アジアの人々から信用されない日本人として生きていくことになろうとも。
追記 NHK見ながら思ったこと。
南京虐殺があろうがなかろうが
侵略したことに変わりはないのである。
ひとが多いとか少ないとか、関係ない。
あの戦争で、中国の人が、日本の国土を侵したのか?
朝鮮半島の人が、日本の国土を侵したのか?
犯したのは、日本の方である。